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やきとり食べたい

頭の悪いレビューとか、思ったこととか。

やきとり食べたい

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ウォーキング・デッド シーズン1

★2017年3月22日~2017年3月24日

★アマゾンプライムビデオ

 

感想

テレビドラマではなくゾンビ映画を名乗ってもいいのでは…? というか、これがテレビドラマなの? アメリカのテレビドラマ産業すごくない?? さすがハリウッドを擁する国。とにかくテレビドラマとは思えないくらいお金かかってんじゃないかと難度も何度も考えるほどに特殊メイクが素晴らしい! マジモンのゾンビっぽい。映画やドラマを見て思うけど生々しい傷口や臓物って一体全体どうやって作ってるんだろう。下半身が吹っ飛んでる人は半分CGなのかな。詳しくないから知らない。

トーリーはわかりやすくてゾンビっていう現実世界にはありえないアクターが入り込んできているけどすっと理解できる(といっても、最近はゾンビ系のものが増えたからべつに「ああ、ゾンビだ」くらいにしか思わないかもしれないけど)。何が起きてどんな流れでドラマ開始時点の状況になったのかというのは省かれる。主人公意識不明だったから。そこがいいと思う。もし、主人公が意識不明じゃなかったら、ゾンビ発生→問題になる→人々が取り乱す(パニック発生)→政府や軍が動く→ウォーキング・デッド シーズン1の状態になるという長々しい説明が1話分を使って流れるのかもしれないけど、ゾンビものって原因がどうであれゾンビさえ存在してれば成り立つじゃん。だから、そういう意味ではこのパートは究極いらないと思うんだよね。で、そこをざっくり切り取ってる。最初の混乱とか軍の対応に関しては一切触れられない。いきなり視聴者は主人公と一緒にゾンビが大量発生して軍も政府も(おそらく)機能してない荒廃した終末世界に放り込まれる。どっちがいいかってのは人の好みだけど私はウォーキング・デッドのさらっと飛ばす感じが好きかもなあ~。

シーズン1のストーリーは家族を探す・武器をゲットする・CDCに行くという3パートにわけられてる。主人公が目を覚ましていなくなった(どこかへ逃げた)家族を探しにいくのが1話から3話あたり? 2話だったかな? それから、また2話か3話で武器をゲットするために動き、ラスト2話分くらいでCDC(シーズン1におけるボスマス的な場所)へ行く。このゴール設定っていうのがいつも登場人物の会話で行われるから見てても置いてきぼりにならない。「家族を探しに○○へ行こう!」とか「武器をゲットしにいこう!」とか「CDCを目指そうぜ!」みたいな感じで。わかりやすくて好き。それぞれのパートで要所要所にクライマックスシーンが設けられてて、盛り上がりにメリハリついていいなと思った。で、各パートの各クライマックスが結構涙腺にくる……。キャラクターもちゃんとひとりひとりある程度フォーカスされた上で最後ぶっこまれるからかなあ…。涙がでるわ、でるわ。一番好きなのはシーズンラストで背の高い黒人の女性(名前わからないです)がジェンナー博士とCDCに残るわって言ってふたりで手を握り合うところ。ゾンビものってわりと生き延びようとする人々に焦点が当てられて、彼らの希望を捨てない姿勢とか努力がメインだと思うんだけど、この中では「感染したくない。これ以上苦しみたくない。だから、今ここで楽な死を迎えたい」というある意味では人間らしい考えや感情も表現されている。私なんかはゾンビ世界になったら真っ先にゾンビになる(最初の被害者Aみたいな)とか、パニックによって起きた交通事故で即死するとか、とにかくさっさとお陀仏したいと思うタイプだから最後の最後でめっっっちゃ感情移入した。で、この黒人女性は直前に別の仲間の世話をしてるシーンがあったりして、ただの有象無象じゃないんだよ! 名前は覚えられなくても! その人の行為は覚えられる! あっ、この人、あの人じゃん! ってなるの。そこにヒューマンドラマがあるような気がします。

とても良かった。

ウォーカー役の人ってハム食べてるらしいね。そう思ったらハムに見えてくる。